【Antica Trattoria Martella】アヴェッリーノの地元民に愛される老舗トラットリア

2026年8月訪問
歴史的な酷暑が続くイタリアですが、もう8月も終盤に差し掛かり、雨が降ったりする日もでてきていて、夏の終わりの香りがし始めてきました。また、8月の終わりころとなると、バカンスから帰ってくる人も結構いるので、街全体がどこかせわしなく、失ったリズムを取り戻そうとそわそわしている様子を感じ取れます。
そんな8月の終わりの日曜日にアヴェッリーノへとやってきました。
年間通して日曜日のアヴェッリーノはしーんと静かな印象がありますが、8月ということもあり、より一層静かなアヴェッリーノをゆったりと散策して楽しみました。
お昼ご飯を食べようとお店を探していると、スローフードの本で見た「Osteria Gino e la Giraffa」を偶然にも発見!ですが、予約なしでは入れないほど満席のため断念しました。こちらは次回リベンジしよう...。
ちょっとがっくりと数メートル歩くと、もう一軒良さそうなレストランが!それが今回訪問した、アンティーカ・トラットリア・マルテッラ(Antica Trattoria Martella)です。

ミシュランガイドにも掲載されていたようで、入口には色々なシールが貼ってあります。なんでも、アヴェッリーノの老舗レストランで、地元民に長らく愛されているお店なんだそう。ラッキー!
店内はクラシックな内装で、いかにも昔からの良いレストランといった印象です。お店のスタッフも愛想良く、予約無しにも関わらず気持ちよくサービスしてくれました。


メニューのパスタはがっつりローカルな料理というよりも、オーソドックスな料理を揃えた印象です。そのなかでも気になったチェカティエッリ(Cecatielli)という生パスタのラルディアーティを筆者は注文。
妻はミニトマトのラヴィオリを注文しました。
パスタだけでもいいかなと思ったのですが、アヴェッリーノといえばやっぱりサラミ類は食べたいところなので、前菜でサラミの盛り合わせも一皿頼みました。


このサラミの盛り合わせが絶品でした!
特に生ハムは甘くてやわらかく、口で溶けるような食感。あと5枚くらいは食べたかった。いやむしろこれとパンだけで充分な食事になりそうでした。他のサラミやコッパ、パンチェッタも芳醇な熟成の香りがたまらなく、大満足。
パンがどんどん進みました。
そうこうしているとパスタが到着。


まず、ラルディアーティの予想とのギャップにびっくり!ラルディアータとかっていうと基本的にはトマトソースが多いので、てっきりそっちかと思ったら白い!
カーチョ・エ・ペペのような感じで、ラルドの脂の旨味と玉ねぎの甘みがしっかり感じられ、ペコリーノたっぷりのかなり濃厚なソース。生パスタのチェカティエッリはカヴァテッリのようなパスタで、この濃厚なソースとも相性ばっちりでした。
ただ、ラルドも塩気が強く、ペコリーノもたっぷりなのでちょっとしょっぱかったのが残念...。量も多く、完食するのは結構しんどかったです。(しましたが)
ラヴィオリのほうはべーしっくなリコッタチーズを詰め物にしたもので、ダッテリーニ種のミニトマトを裏ごししたソースだったり、バジルオイルがかかっていたりと、丁寧につくっているなという印象でした。
料金はやや高いかなあという気がしましたが、老舗のレストランなので想定内。パスタがしょっぱかったのが惜しかったですが、全体的には満足のランチでした。
ANTICA TRATTORIA MARTELLA
住所: Via Chiesa Conservatorio, 10, 83100 Avellino AV
営業時間: 13:00-15:00, 20:00-23:00
定休日: 月曜日
料金: 30-40ユーロ(一人)
公式サイト: https://www.ristorantemartella.it/

