【カプアーナ門】由緒あるナポリの正門 -Porta Capuana-

ナポリには紀元前5世紀ごろの古代ギリシャ・ローマ時代からすでに、外部からの敵の侵入を防ぐ目的でいくつもの壁や出入りを規制するための門がつくられてきました。

かつて27もの門がナポリの街には存在していたと言われていますが、街の都市化などの影響を受けてその数は減少、現在では4つほどの門がその形を残しています。その内のひとつが中央駅エリアにあるカプアーナ門です。

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ナポリを守り続けてきた壁と門

1484年当時のナポリ王であったアラゴン家フェルディナンド1世(Don Ferrante)の下、建築家のジュリアーノ・ダ・マイアーノ(Giuliano da Maiano)によってルネサンス様式で手掛けられました。

門のちょうど北の方角に位置するカプアの街にちなんでカプアーナ門と名付けられました。

カプアーナ門の特徴

白い大理石に薄く彫られた美しい彫刻が映える門と、両側にそびえ立つ"誇り""美徳"を意味する2つの塔はナポリの正門にふさわしく堂々としています。

門の中心部にはハプスブルク家カール5世(CarloⅤd'Asburgo)の家紋がみられますが、これはカール5世がナポリ王に即位した際に書き換えられたものです。

門の中心部にみえるカール5世の家紋と両脇にそびえ立つ誇りと美徳を表す塔

Porta Capuana

住所: Piazza San francesco, S. Anna a Capuana, a, 80139 Napoli NA
最寄り駅: ナポリ中央駅(Napoli Centrale)から徒歩約5分

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グラニータの超人気店 "レッロ(Lello)"

レッロ
老舗の人気グラニータ専門店 レッロ 店先に飾られたフルーツが目印。

自然なフルーツをそのまま使ったフレッシュなグラニータ

カプアーナ門から徒歩約2分程のところにイタリア版かき氷、グラニータの超人気店"レッロ(Lello)"があります。フレッシュな果物をそのまま使った昔ながらの製法とイタリアらしい豪快さ、何よりグラニータひとつ1ユーロからという衝撃の安さ

化学甘味料や着色料などがあふれる中、こうした自然のフルーツのおいしさをそのまま感じれるグラニータは最近では珍しくなりました。お店は小さなキオスクですが、夏には多くの地元の人たちがレッロのグラニータを求めてやってきます。カプアーナ門の観光の際にはぜひ立ち寄ってみたいオススメスポットです。

Lello delle Granite

住所: Via Casanova, 80139 Napoli NA
営業時間: シーズン、週末などにより変化
定休日: 無休
最寄り駅: ナポリ中央駅(Napoli Centrale)から徒歩約5分

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