
マードレ美術館
1900年代後半~2000年代にかけての比較的新しい現代芸術作品の展示やイベントなどが定期的に開催されています。ナポリの歴史地区エリア付近では唯一となる現代アート美術館です。

マードレ美術館の成り立ち

近くに位置するサンタマリア・ドンナレッジーナ教会の名称から、「ドンナレッジーナ 現代美術館」とも呼ばれ、すべての現代美術館の"母"的な存在になれるようにとこのマードレ美術館という名がつけられました。(母はイタリア語で"madre マードレ")
もともとは19世紀ごろの建物でしたが、2004年にカンパニア州が建物を所有していたナポリ銀行から買い取り、現代美術館として開設しました。その際に設計・建築に携わったのはポルトガルを代表するポルトガル人建築家でウルフ賞などの数々の賞を手にしたアルバロ・シザ(alvaro siza)です。
近代のナポリのアートを楽しめる
2005年のオープン以来、日本でも何度か展示会が行われたナポリ人アーティスト フランチェスコ・クレメンテ(Francesco Clemente)による壁画"Ab ovo"を代表とする、ナポリの古く歴史のある芸術とはまた違った、新しく勢いのある作品が多くの人の心を魅了しています。
過去と現代、未来へと続いていく、現代アート美術館。もし時間があれば立ち寄りたいスポットです。
基本情報
オススメ度 | ★★☆☆☆ |
名称 | マードレ美術館(Museo madre) |
住所 | Via Luigi Settembrini, 79, 80139 Napoli NA |
最寄駅 | ナポリ中央駅(Napoli Centrale)、またはムゼオ駅(Museo)から徒歩約15~20分 |
料金 | 7ユーロ |
定休日 | 火曜日 |
営業時間 | 10:00-19:30、10:00-20:00(日曜日) |
公式サイト | https://www.madrenapoli.it/ |
アルテカード | ----- |
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