【Sal De Riso】ミノーリにある南イタリアを代表する大人気パスティッチェリア

2020年8月
アマルフィ海岸にある小さな街のひとつ、ミノーリに南イタリアを代表する大人気のパスティッチェリア、サル・デ・リーゾ(Sal De Riso)があります。ミノーリはアマルフィから車で約10分ほどの小さな街ですが、このパスティッチェリアを目指してはるばる遠くから訪れる人もいるほどです。
店名にもあるオーナーのサルヴァトーレは、イタリアのお菓子業界でも有名で、アマルフィ海岸の食材を多く取り入れたドルチェを得意とします。なかでも、レモン風味のケーキ・デリツィアリモーネや、洋ナシとリコッタチーズをつかったリコッタ・エ・ペーラなどは彼の代名詞とも呼べるドルチェです。
今回バカンスでマイオーリに滞在中、ミノーリのサル・デ・リーゾにも行くことができました。
お店に着いたのは夜の21時頃でしたが、たくさんの人がドルチェを求めて訪れていました。ドルチェだけでなくレストランもあるようで、食事している人たちも。
お店の中はアマルフィらしい鮮やかな色遣いで、中にいるだけでワクワクしてくる雰囲気があります。


お店のショーケースにはズラリと美しいドルチェが並びます。
良い意味でイタリア菓子らしくない、きれいで丁寧なドルチェはどれも食べたくなります。久々に美味しそうなドルチェを見てテンションも上がります!



どのドルチェも大体5ユーロくらいで、お菓子のクオリティを考えたらそこまで高くはないと思います。
ミノーリまで来ることはあまりないので、レモンケーキのデリツィアリモーネ、洋ナシとリコッタチーズのリコッタエペーラはもちろん、イタリアのミルフィーユ・ミッレフォッリェやオレンジとチョコレートのケーキなど5個ほど買ってしまいました。
店内でも食べることができますが、空いていなかったのと席料もかかるので、テイクアウトして外で食べることに。
他にも冷蔵ケースには大人数用にホールや大きいサイズのドルチェもありました。家に帰るならお土産で買って帰りたかったけど、まだマイオーリに滞在するので今回は眺めることに専念しました。



店内にはドルチェだけでなく、サル・デ・リーゾがオリジナルでつくっているリキュールやレモンのお酒・リモンチェッロなども販売されています。どれも入れる容器がかわいくておしゃれで、こういうところも商売の上手さを感じさせます。
店内のリキュールを見ていると、なんとビキニも発見。手が広いな...笑
ドルチェの他にもアマルフィのフルーツをつかった美味しそうなジェラートもあって、これは一回では到底食べきれないなということが分かり、またいつか必ず来ようと心に決めました。




買ったドルチェを持って近くの海辺のベンチに腰を下ろし、いざドルチェタイム!!
夏の夜は日中の気温とはうって変わって過ごしやすく、海からの風がとても気持ちがいいです。夕食もお腹いっぱい食べたのですが、ドルチェは別腹。ペロリといただきました。
デリツィアリモーネのレモンクリームがさっぱり爽やかで美味しい!リコッタエペーラも、ヘーゼルナッツの香ばしさすごい生地と洋ナシとリコッタのほどよい甘さのクリームが絶品でした。


Pasticceria Sal De Riso
住所: Via Roma, 80, 84010 Minori SA
営業時間: 7:00-0:00
定休日: なし
料金: 20-40ユーロ(一人)
アクセス: アマルフィから車で約10分
公式サイト: https://www.salderiso.it/