
Domus Clelia(2021年8月訪問)
2021年のバカンスはサレルノ県にあるパエストゥムへ。
パエストゥムは古代ギリシャの美しい神殿や古代ローマ時代の遺跡が残る街としても知られていて、ユネスコの世界遺産にも登録されています。そんな神殿や遺跡を囲むように周辺には美味しいレストランがたくさん!
初日はパエストゥム遺跡のすぐ近くで、ちょうどアテネ神殿の向かい側あたりに位置するレストラン「Domus Clelia」を訪れました。カフェテリアやジェラテリアも併設しているお店ですが、レストランも本格的。店内に入り進んでいくとオシャレな庭園へとたどり着きます。外側から見るお店の印象とは違って、エレガントで好印象でした。

前菜にはタコとジャガイモのサラダを頼みました。
シンプルな味付けで、やわらかく茹でたタコとじゃがいもの組み合わせは定番です。イタリアではタコを歯ごたえを残して茹でるよりも、やわらかく茹でる方が好まれます。

パスタはブーファラのラグーソースで手打ちの生パスタ、パスタコルテッチェ(Cortecce)を。ブーファラのお肉自体を食べる機会があまりないので頼んでみたのですが、お肉としてはやっぱり牛の方が優秀、味付けもトマト感の強いフレッシュなソースでした。

相方が頼んだのは野菜のラヴィオリ。ナスやパプリカ、ズッキーニといったコントルノの定番野菜を使ったソース。

ランチは家から持参してきたサンドウィッチだけだったので、まだなにか食べたいなということでヤリイカとエビのフリットも追加で注文しました。
イカはやわらかく、カラッと揚がっていて美味しくいただきました。フリットをつまみながら、こうしてゆったりワインを飲むのっていいんですよね。

ここのレストランは何より開放的な雰囲気がとても良いレストランでした。のんびりと優雅なディナーをしたい時にはぴったりですね。
お店情報
店名 | Domus Clelia |
住所 | Via Magna Graecia, 827, 84047 Paestum SA |
予算 | 40~80ユーロ(二人) |
定休日 | なし |
営業時間 | 7:00 ~ 24:00(季節などによる) |
公式サイト | http://www.domusclelia.it/ |