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【プローチダ島】パステルカラーが素敵なプローチダ島のおすすめ観光情報!

【プローチダ島】パステルカラーが素敵なプローチダ島のおすすめ観光情報!

ナポリの周辺にはリゾート地が多く、小さな島がいくつもあることでも知られています。

カプリ島やイスキア島はそんなリゾート地の代表的な島ですが、もうひとつ小さな島があるんです。それがプローチダ島(Procida)。カラフルな家が並ぶ港の景色はまさに絶景!今回はそんなプローチダ島について紹介していきます。

プローチダ島ってどんなとこ?

港

プローチダ島(Procida)はナポリからフェリーで約40~60分で行ける小さな島です。

カプリ島やイスキア島がリゾート地として世界的に有名なのに対し、プローチダ島はそこまでメジャーな島ではありません。ナポリ出身の俳優、故・マッシモ・トロイジ(Massimo Troisi)最後の主演作である映画イル ポスティーノ(Il Postino)で一躍有名になりましたが、現在でもこの島にはゆっくりとした時間が流れています。

ナポリから日帰りもできますし、イスキア島やカプリ島に行く前に寄り道するのも全然あり(プローチダからカプリへは夏季のみ運行)。パノラマが見られる絶景スポットを見て、コッリチェッラ港や街を散策するくらいでしたら半日でも十分楽しめるはずです。

ただ、プローチダ島は小さな島とはいえ、全体を周ろうと思ったら丸1日はかかります。ゆっくりとした南イタリアを楽しみたい方はプローチダ島に数日間泊まってみるのもいいかもしれません。プローチダ島の主要観光地の反対側にはビーチなどもあり、のんびりと海水浴を楽しみながら過ごすのも、ある意味最高の贅沢かもしれません。

そんなプローチダ島の見どころとやるべきことを紹介します。

プローチダ島の見どころ

マリーナ・ディ・プローチダ港(Porto Marina di Procida)

港

ナポリやイスキア島へのフェリーが発着するプローチダ島の一番大きな港がマリーナ ディ プローチダ港(Porto Marina di Procida)です。

港の近くはプローチダ島で唯一フェリーが発着する港だけあって、海岸線沿いにはお土産屋さんや魚介押しのレストランが並び一気に期待が膨らみます。レストランで使われる魚介は島の近くで獲れた新鮮な魚ばかりなので、ナポリで食べるよりも新鮮な事もよくあります。

島のメインゲートでありながら、観光客で溢れているわけでもなく、路地に入れば普段通りの島民たちの生活感さえ感じられるところです。バスなどを利用する場合はマリーナグランデ港近くのタバッキでチケットを購入しておきましょう。

Porto Marina di Procida

住所: Via Roma, 1, 80079 Procida NA

聖マリア教会(Chiesa di Santa Maria della Pietà)

聖マリア教会

マリーナ・ディ・プローチダ港を左手に歩くいていくと黄色っぽい建物がありますが、これは聖マリア教会(Chiesa di Santa Maria della Pietà)です。

1760年に建てられたこの教会の以前には、地元の漁師たちによって1616年に造られた小さな礼拝堂がありました。聖マリア教会はマリーナ・ディ・プローチダ港の中心に建ち、漁に出かける漁師たちを見守っているかのような存在感があります。

教会に接しているバロック様式の鐘楼はとても美しく、よく見ると四方に時計がついています。海にいる漁師をや港にいる人たち、街にいる人たちがそれぞれ見れるようにという島ならではの工夫が見られます。

Chiesa di Santa Maria della Pietà

住所: Via Roma, 164, 80079 Procida NA

マドンナ・デッレ・グラッツェ教会 Chiesa della Madonna delle Grazie

マドンナ デッレ グラッツェ教会

プローチダには小さいけれど歴史のある教会が数多く存在します。

街の人にとってはみんなが集まってお互いの近況を話したりする交流の場としても機能していたと思います。そんな教会を巡って歴史に思いをはせるのもいいかもしれませんね。

プローチダ港から港の反対側の細い道(Via Vittorio Emanuele)をひたすら上に上っていくと、広々としたテラスのような空間のマルティリ広場にでます。

マルティリ広場からはコッリチェッラ港に下る道や砲台のテラスへと続く上りの道へと道が分かれています。マルティリ広場からの景色はとてもよく、ここでカフェやジェラートを食べて一休みするのも気持ちがいいです。

さて、そんなマルティリ広場にあるマドンナ・デッレ・グラッツェ教会は1679年にもともとあった礼拝堂を改築する形でバロック様式にて建てられました。

教会内部の祭壇の上には聖マドンナデッレグラッツェを表す金と銀でできたテーラを見ることができます。これは19世紀にプローチダ島やナポリ一帯に流行った難病・ペスト病からの解放への感謝を表したもので、1854年にプローチダ島民により聖マリアへの感謝として実現しました。

Chiesa della Madonna delle Grazie

住所: Piazza dei Martiri, 1, 80079 Procida NA
公式サイト: https://www.sanleonardoprocida.it/

コッリチェッラ港(Marina Corricella)

コッリチェッラ港

プローチダ島の代名詞ともいえるコッリチェッラ港(Marina Corricella)には、パステルカラーのかわいらしいバールや家がくっつくように建っています。まさに絵はがきのようなその景色は訪れる人の心を幸せな気持ちにさせてくれます。

また、コッリチェッラ港はイタリア映画"イル ポスティーノ(Il Postino)"のメイン舞台となった場所でもあり、作品の中でベアトリーチェが働くバールも残されています。現在は"La Locanda del Postino"としてレストランとしても営業していて、看板が出ているのですぐわかります。(残念ながら店内は映画当時のまま、とはいかず改装されてキレイになってしまっています。ローマのテーマパークCINECITTA'に当時を再現したジオラマがあるようです。)

他にも港の近くにはレストランが多くあるので、食事をするにもおすすめです。

Marina Corricella

住所: Via Marina di Corricella, 80079 Procida NA

砲台のテラスからの絶景 Terrazza dei Cannoni

砲弾のテラス

プローチダ島の高台のテッラ・ムラータ地区(Terra Murata)には、よく雑誌で見るようなプローチダ島のカラフルな家々を見れる素晴らしい絶景ポイントがあります。

コッリチェッラ港の分かれ道となるマルティリ広場から逆方向に真っすぐ上に坂道を登っていくと右手にコッリチェッラ港を見下すができる素晴らしいパノラマが続きます。このパノラマ通りの先には2台の大砲が構える砲台のテラスがあります。この大砲は1799年のパルテノペ共和国の際に置かれたものです。

ここから望むコッリチェッラ港はまさに最高の眺めで、ずっと見ていたくなるような景色が目の前に広がり、ここまで歩いてきた道のりの疲れなんて吹き飛んでしまいます。

Terrazza dei Cannoni

住所: Salita Castello, 80079 Procida NA

サンタ・マルゲリータ・ヌオーヴァ教会 Santa Margherita Nuova

サンタマルゲリータヌオーヴァ教会

砲台のテラスから続くテッラ・ムラータ地区の先端に位置するのがサンタ・マルゲリータ・ヌオーヴァ教会(Santa Margherita Nuova)です。

この教会の前身はプローチダ島の南の地区・キアイオレッラ地区にドメニコ会によって建てられたサンタ・マルゲリータ修道院(Cenobio di S. Margherita Vecchia)です。16世紀にサラセン人の襲撃を受け、テッラ・ムラータ地区に引っ越してきました。

1956年の冬、年月を重ねた教会はひどく傷んでいて、教会内部のベース部分を除いてほとんどが崩壊しました。その後修復作業が行われ、2012年に現在の姿に再建されました。

テッラ・ムラータ地区の崖の上にそびえ立つ様子はとても美しく、せっかくプローチダ島の上まで登ってきたら散歩してみたいスポットです。現在は教会としては使われておらず、島の展示会やイベントなどに使用されています。平日の10:00~19:00までは一般公開されていますが、中のイベントにもよるようです。

Santa Margherita Nuova

住所: Salita Castello, 80079 Procida NA
時間: 10:00-19:00
定休日: 土日祝日(変更あり)
公式サイト: https://www.visitprocida.com/luoghi/luoghi-di-interesse/santa-margherita-nuova/

サンミケーレ修道院 Abbazio di San Michele

サンミケーレ修道院

砲台のテラスからさらに先に進んでいくと辿り着くのがサンミケーレ修道院(Abbazia di San Michele)です。

この修道院の起源は11世紀に遡り、その後何度も修理・改善が行われ、現在の姿は16世紀頃のものと言われています。この島にある教会の中心的存在だったサンミケーレ修道院はプローチダ島のみならず、南イタリアの中でも高名な修道院でした。

内部には18世紀頃のナポリの神学校の聖職者による、木材とテラコッタで完成されたプレゼーペや、かなりアンティークな本が所蔵されている図書館などもあります(一番古い本だと1534年)。

Abbazia di San Michele

住所: Terra Murata, 80079 Procida NA
時間: 10:00-13:00、16:00-18:00(変更あり)
定休日: 土日月は午前中のみ(変更あり)
公式サイト: https://www.abbaziasanmicheleprocida.it/

アヴァロス家の館 Palazzo D'Avalos

アヴァロス家の館

テッラ・ムラータ地区に建つアヴァロス家の館(Palazzo D'Avalos)は16世紀にこの地区一帯に連なる壁とともに、アヴァロス家によって建てられました。アヴァロス家はプローチダ島を18世紀まで実質的に支配・管理していました。

インニコ1世(InnicoⅠd'Avalos)によって建てられたこの館はその後ブルボン家王族の所有となり、1815年には軍隊学校、1830年から1988年に至るまでは牢獄として使用されていました。

内部は見学が可能(大人5ユーロ、ガイド付き10ユーロ)ですが、事前に予約する必要があることもあります。なんとも微妙な言い回しですが(笑)、本当に日によって5ユーロで入れたり、ガイド付きのみだったり、閉まってたりするので、行けたらラッキー!くらいの気持ちでいましょう。

Palazzo D'Avalos

住所: Via Largo Castello, 80079 Procida NA
時間: 10:30-13:30(変更あり)、土日は夕方あくことも
定休日: 不定休(変更あり)

プローチダ島のグルメ情報

漁師の島だけあって、プローチダ島といえば、やっぱり魚介の料理がおすすめです。

近くの海で採れた魚介をふんだんにつかった魚介のリングイネ(Linguine allo scoglio)や、ウニをつかったスパゲッティ(Spaghetti ai ricci di mare)などが人気。パランツァ(Paranza)という小さ目の魚をまるごと揚げるメインディッシュも、新鮮な魚が獲れる漁師の町ならではの一皿です。

また、プローチダ島はレモンも有名です。プローチダのレモンは白綿の部分が大きく、苦みもすくないため、そのままスライスして、塩、胡椒、ミント、オリーブオイルなどで味付けして、レモンのサラダ(Insalata di Limone di Procida)にしたりもします。そのふわっとした白綿部分からとって、レモンパン(Limone Pane)なんていう別名もあるんです。

そしてプローチダ島のお菓子といえば、リングア・ディ・ガット(Lingua di Gatto)。猫の舌という意味のこのお菓子は1950年代にパスクアーレ・マッツィオッティ(Pasquale Mazziotti)によって発案され、島の名菓として定着しました。

サクサクの軽いパイ生地に、プローチダ産のレモンをつかったカスタードクリームがたっぷり入ったお菓子で、カフェラテやカプチーノとも相性抜群。プローチダ島に来たらぜひ食べてみてください。

お菓子
軽くてペロリと食べてしまうリングア・ディ・ガット

プローチダ島への行き方

プローチダ島へはナポリの港からでるフェリーで行くことができます。ナポリの港はモロベベレッロ港カラータディマッサ港の2つあり、それぞれの港の間は徒歩5分ほどですが、出港する船の種類などによって分かれているので、チケットを確認して間違わないように注意しましょう。

モロベベレッロ港からでる早い水中翼船だと約40分ほど、カラータディマッサ港からでるフェリーだと約60分ほどでプローチダ島へと到着します。

ナポリからプローチダ島へ

運航会社: CAREMAR, SNAVなど
チケット: ネット、港のチケット売り場にて購入
料金: 片道20~25ユーロ
所要時間: 約40~60分
運行間隔: 約30分~1時間に一本

運航会社ホームページ
CAREMAR: https://shop.caremar.it/it/
SNAV: https://www.snav.it/

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