イタリアでチップは必要?現地でのチップに対する認識をチェック

海外旅行に行くとなると、気になるのがチップへの考え方。

普段、日本にいてほとんど意識することがないチップですが、イタリアではどうのような認識なのでしょうか。現地で慌ててチップをあげすぎたり、逆にスマートにあげられなかったり、なんてことがないように現地のチップ事情をみていきましょう!

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イタリアでのチップの必要性

イタリアではチップのことをマンチャ(Mancia)とよびます。

基本的にはイタリアにはアメリカほどのチップの文化はありません。レストランのレシートにはサービス料(Servizio)、席料(Coperto)が含まれていることがほとんどで、あえてチップを払う必要はありません

それでも、いくつかのシーンではチップをあげるのが習慣化していたり、スマートな対応だったりすることもあります。

バールでのチップ

カプチーノ

習慣的にチップを払う場面の代表的なものが、カフェを飲むバールです。バール、カフェテリアでの支払いには暗黙のルール的なものがあります。

ナポリにおけるカフェの値段は一杯0.9ユーロというところがほとんど。イタリアの他の地域に比べても安く、それでいてイタリアで一番カフェが美味しいと言われていることでも知られています。

そんなナポリでカフェを飲み、1ユーロを支払うと当然おつりで0.10ユーロ(10セント)をもらうわけですが、ほとんどの人がこの10セントをバリスタへのマンチャとしてカフェを飲むバンコ、カウンターの上に置いていきます。

置いていかなかったからといって何か問題あるわけではありませんが、バリスタのお給料もこのマンチャを計算して低く設定してあるケースが多いので、チップとしてあげるのがスマートです。

イタリア人はチップをあげる?

観光客がチップをあげすぎてしまう、という話はよく耳にしますが、実際のところイタリア人はどうしているのでしょう。

イタリアでは、気持ちよくサービスが受けられた時にチップをあげるケースが多いです。

  • 知人が働いているレストランに行って良いサービスをしてもらった
  • 通常はボトルでしか頼めないワインをグラスでいれてもらった
  • ピッツェリアに電話で注文して家まで宅配してもらった
  • 美容院でいつも思った通りの髪型にしてくれる

このように通常のサービス以上のもの、期待以上のものをしてもらった場合はチップをあげるケースが多く感じます。とはいうものの、これは本当に個人によって様々なので絶対あげなければいけないものではありません。

私の友人でもレストランでいつも3~5ユーロの小銭のお釣りは置いていく人もいれば、全く置いていかない人もいます。レストランでチップをあげる場合はおつり用のケースやテーブルの上に置いていきましょう。

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チップはあくまで気持ち

チップとしてあげる額は支払った代金にもよりますが、持ち合わせの小銭やお釣りの細かい小銭をあげるという感覚で大丈夫です。

例)カプチーノとクロワッサンで合計2.2ユーロ。3ユーロで払って30セントをチップとして残す。

例)スパゲッティとビールを頼んで13.5ユーロ。20ユーロで払って1.5ユーロをチップとして残す。

あくまでサービスに対しての気持ちです。中には観光客だからといってチップを強要するような人もいるかもしれませんが、そんな人にはまず払わなくていいです。

悪質なレストランに要注意!

バールマン

ナポリでの例はありませんが、最近ヴェネツィアやローマのレストランで日本人観光客に対するボッタくりが多発しており、イタリアでもニュースになっていました。

レシートに堂々と「Mancia(チップ) 50€」なんて書いてあったりするケースもあるみたいで、その場合には払う必要はありません。もし払ってしまったとしてもそのレシートを持って警察に行きましょう。

実際に現地で働いてみてわかったチップの価値観

僕はナポリのピッツェリアやトラットリア数店舗で働きました。当時、毎週末スタッフで分けられるチップに経済的に助けられたのも事実です。というのも、イタリア、特にナポリではレストランで働くホールスタッフ、コックともに給料が低く、お客さんからもらったチップが結構重要な生活の足しになっていました。

スタッフ全員で分けて週に一人当たり20ユーロほどでしたが、1か月にしたら100ユーロ近くになり、イタリア生活において100ユーロはとても貴重な収入です。スタッフ達もいつもチップを置いて行ってくれる人には自然とよりよいサービスをしようと心がけますし、メニューにない料理なんかも作ったりします。

なんとも薄情な感じもしますが、お客さんとしては公にサービスに対してのお礼を表せますし、スタッフとしてもサービスに対しての頑張りがチップという形として評価されるので、個人的にはいいシステムだなと思います。(日本はチップというシステムが無くても、高いサービスが当たり前のように受けられるので、それは本当に尊重されるべきことだと思います。)

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