【Il Caminetto】パテルノーポリの上品な家族経営のオステリア

【Il Caminetto】パテルノーポリの上品な家族経営のオステリア

2024年8月訪問

タウラージのワイン祭に行くため、タウラージから車で約15分のパテルノーポリ(Paternopoli)という街、というか村に宿泊しました。パテルノーポリはアヴェッリーノにある人口わずか約2千人という小さな村ですが、ワインの生産者が数多くいる地域としても知られています。

今回宿泊したワイナリーも兼ねているアグリトゥーリズモのオーナーに近くのおすすめレストランを聞くと、「Il Caminettoは伝統的な料理だけど、繊細でエレガントさもあって美味しいよ」という情報をいただいたので、早速ワイン祭の次の日のランチにカミネット(Caminetto)に行ってきました。

パテルノーポリはかなり田舎なので、日本人を見ることもほぼないのか、道歩くおじいちゃんにめちゃくちゃジローっと見られました 笑。

お店の入口にはバールがあり、奥に進むとレストランへと繋がっています。ちなみにお店の名前のカミネットとは、「暖炉」のことを意味していて、店内にも暖炉がありました。

このお店はスローフード協会にも紹介されていて、食材もローカルな地でとれる食材を中心に選んでいるそう。

アミューズで海苔を練りこんで揚げたゼッポリーネをいただきました。しっかりめの生地がカリッと揚がっていて美味しい。サクフワ系のゼッポリーネも美味しいですが、カリモチ系のゼッポリーネも美味しいですね。

前菜
しっかりめの生地のゼッポリーネ。これもあり

前日のワイン祭で食べすぎ飲みすぎのため、ランチは軽く済ませたかったので、牛肉のカルパッチョと、相方はブッラータを詰めたラヴィオリを注文しました。

イタリアでは、魚の生食よりもお肉の生食の方が一般的で、カルパッチョといえば、本来お肉のカルパッチョを指します。薄くスライスした牛肉とサラダ、パルミジャーノなど、夏のランチにはぴったりでした。

ラヴィオリもすごく美味しそうで、黄色と赤色のダッテリーニ種のミニトマトでつくったフレッシュのトマトソースで合わせてありました。

前菜
お肉とサラダ、パルミジャーノ、バルサミコがこれまた合う!
パスタ

場所的にあまり行きやすい場所とは言えませんが、このクオリティの料理が10ユーロ~食べれるのはかなりいいお店だと思います。また機会があったら来てみたいお店となりました。

Il Caminetto di Antonio Martignettiorita

住所: Via Piano, 16, 83052 Paternopoli AV
営業時間: 12:00-15:00, 18:30-23:00
定休日: 火曜日
料金: 20-30ユーロ(一人)
アクセス: ナポリから車で約1時間超
公式サイト: https://ilcaminettopaternopoli.it/

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