【Antica Taverna a Chiaia】スペイン地区の気さくな家庭的レストラン
スポンサーリンク

2020年6月訪問

ナポリのスペイン地区には安くて美味しいお店が多くありますが、観光客向けになりすぎてクオリティーが低くなっているお店もしばしば。そんななかで今回行ってきたのはキアイア通りのマルゲリータ発祥店「ブランディ」の目の前の小道を50mほど上がったいったところにある「Antica Taverna a Chiaia」です。

このお店にはもうすでに何度か来ているのですが、しっかり美味しい伝統的なナポリ料理を提供しているお店で、お店の人もとても親切です。

道に面している小さなテラス席は、正直あまり居心地がいいわけではないのですが、ナポリの下町感が溢れていて、それはそれでいいなと思えます。

今回は3人だったので、前菜にムール貝の胡椒蒸し、水牛のモッツァレラチーズとミニトマトのカプレーゼを分けて、パスタはそれぞれ一品ずつ注文しました。

パスタはカンノリッキオ(Cannolicciho)というマテ貝をつかったパッケリが本日のおすすめとのことでこちらを。

このお店はいかにも親戚同士の2~3人のシニョーラがホールスタッフとして働いているのですが、まさにナポリのマンマといった感じで、とても気さくな接客をしてくれます。

前菜のムール貝の胡椒蒸しとカプレーゼが到着。

ムール貝
夏が旬のムール貝、味が濃い!
カプレーゼ
シンプルイズベスト、最高の前菜です

ムール貝の胡椒蒸しはナポリの伝統的な前菜で、たっぷりの胡椒を効かせて蒸し煮にした料理。レモンは全体にかけるのではなく、手でもちながらひとつひとつのムール貝に絞って食べます。

水牛のモッツァレラのミルキー感がとても美味しいし、ダッテリーニ種のミニトマトも甘くて美味しい!

ナポリに来たらぜひ新鮮なモッツァレラチーズをぜひ食べてほしい。

さて前菜を食べてほどなくしてパスタの登場。

パスタ
パッケリのゆで加減もかたすぎずちょうどいい

まずカンノリッキオ自体あまりメニューにのっていることが少ないので、それだけで期待大。

ソースがちょっと詰めすぎかなと思いきや、歯ごたえのあるパッケリに貝の旨味がしっかりのっていて、このくらい詰めてあるのも美味しいなと感心。

パッケリと魚貝のソースとの相性は言わずもがな、大満足でした。

観光客向けのお店かと思いきや、料理といいサービスといいとても良いお店なので、おすすめです。

Antica Taverna a Chiaia

住所: Salita S. Anna di Palazzo, 7, 80132 Napoli NA
営業時間: 11:00-23:00
定休日: 不定休
料金: 20-30ユーロ(一人)
公式サイト: なし

スポンサーリンク

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Xでフォローしよう

おすすめの記事