【Ramen Shifu】ナポリでラーメンが食べられる!?話題のラーメンショップ
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Ramen Shifu(2021年10月訪問)

近年、日本食の勢いはすごいものがあって、イタリアのナポリでもSUSHIを扱う日本食レストランは若者を中心に人気が広がっています。ロマンチックなディナー枠というのがあれば、間違いなくSUSHIレストランはランクインしてくるでしょう。

でもよく考えたら日本でも、イタリアンやフレンチはロマンチックなディナーの代表格なわけだから、他の国の食文化でちょっとオシャレなものはそういった位置づけになるのかもしれませんね。

さて、そんな人気がでている日本食ですが、ナポリにも遂にラーメンをウリにしたお店がでてきました。数年前にオープンしたお店で、ルンゴマーレ近くにある「Shifu」というお店です。(現在はRamen Yoshiに改名しているようです)

外観
よく見ると「拉麺屋さん」じゃなくて「拉麺さん」笑

店内はまるで日本の居酒屋のような雰囲気で、壁にかけてある日本語でかかれたポスターやアニメのフィギュアなんかを見ていると日本への恋しさが一気に溢れ出てきました。

メニューはタッチパネルを使ってオーダーできるようになっていて、ラーメンの他に枝豆や餃子、たこ焼き、焼き鳥といったものもありました。

店内
日本に帰って来たかのような雰囲気
店内
タッチパネルで注文

テンションもかなり高まっていたのでラーメンの前に餃子とたこ焼きを、ラーメンは豚骨ラーメンを注文しました。こんなドキドキワクワクしながら料理を待つなんていつ振りだろう、、と待っていると餃子とたこ焼きが到着しました。

餃子とたこ焼きが運ばれてくると、膨れ上がった期待がしゅるる~と音を立てて消えていくのがわかりました。たこ焼きはかたちこそ丸いものの、全然たこ焼きっぽっくない!出汁なんて感じないし、紅ショウガもネギもない、しまいにはソースは照り焼きソース、、。餃子は冷凍餃子でしたが美味しくいただきました。

料理
残念だったたこ焼き
料理
美味しくいただいた餃子

そして頼んでいた豚骨ラーメンが到着。運ばれたラーメンを見てみると意外と美味しそうなビジュアルにちょっとびっくり!

これはもしかして美味しいんじゃ、、とひとすすりするとその期待は見事に裏切られました。「ぬ、ぬるい、、」ラーメンで一番あってはいけないこのぬるさ!そして豚骨要素ゼロといっていいくらいのスープに、コシのないやわらかな麺。

料理
ただの塩ラーメンといった感じでした

雰囲気といい、見た目といい、まさに日本にいるかのような錯覚を感じることで期待値がすごく上がってしまったのが逆にダメだったのかも。スープの温度もアツアツのものが苦手なイタリア人に合わせての温度なのかもしれません。たしかに周りにいたイタリア人は美味しいといいながら食べていましたし。

本物を知ってしまっている日本人にとってはちょっと物足りないかなあという感じでした。

Ramen Shifu(Yoshi Ramen)

住所: Via Giovan Battista Filosa, 9, 80053 Castellammare di Stabia NA
営業時間: ランチ12:00-15:0 、ディナー19:00-0:00
定休日: なし
サイト: https://www.facebook.com/888Rame

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