【Tenuta Morrone】カルチョーフィの街、ペルトーザにあるアグリトゥーリズモ

【Tenuta Morrone】カルチョーフィの街、ペルトーザにあるアグリトゥーリズモ

2025年4月訪問

カルチョーフィの街として知られるサレルノ県にある小さな町、ペルトーザ(Pertosa)。

今回、この街で行われるカルチョーフィの収穫祭に行くべく、近くのアグリトゥーリズモ、テヌータ・モッローネ(Tenuta Morrone)に宿泊しました。

外観
自然に囲まれたアグリトゥーリズモ

収穫祭の詳細についてはこちらをどうぞ↓

宿泊したテヌータ・モッローネは、家族経営のアグリトゥーリズモで、カルチョーフィをはじめとするトマトや白インゲン豆、レタス、じゃがいもなどの野菜全般を栽培する傍ら、宿泊やレストランとしても営業しています。

とても親切な方たちで、収穫祭の情報や、栽培している野菜や飼育している鶏の小屋なども見学させてくれました。

今回はそんなテヌータ・モッローネで食べた食事をレポート。

宿泊施設の1階部分がレストランとなっていて、宿泊客はもちろん、レストランのみでも来店するお客さんが多くいました。カルチョーフィの時期だけあって、メニューはカルチョーフィを使った料理が数多くあります。

前菜はカルチョーフィのロースト。

前菜
ペルトーザのカルチョーフィはやわらかくてクセがない

ペコリーノチーズのフォンドゥータと合わせたカルチョーフィは、ほどよい食感が残っていて、美味しい!味のアクセントでパンチェッタ、食感のアクセントにカリカリパン粉が添えてあって、これまたバランスのとれた美味しい前菜でした。

パスタはバッカラとチーマ・ディ・ラーパのスパゲットーネ、相方は生ハムとルーコラのピッツァを注文しました。

パスタ
バッカラとチーマ・ディ・ラーパのスパゲットーネ
ピッツァ
カリッと焼きあがったピッツァ

パスタが到着すると、思った以上に鮮やかな緑色にびっくり。バッカラの塩気と、上にかかった乾燥オリーブ、チーマ・ディ・ラーパの苦みが美味しいパスタでした。冷製でもいけそう。

ピッツァも、ナポリから離れているわりには美味しかったです。のっている生ハムがちょっとしょっぱかったけど。

ここのテヌータ・モッローネのオーナーのおじいちゃんは毎週末の日曜に、ナポリのフオーリグロッタ(Fuorigrotta)で開かれるメルカートにも出店していて、その後もメルカートで何度か食材を買わせてもらってます。

こうした生産者の顔が見える食材はより安心で、美味しく感じますね。

Tenuta morrone

住所: Piano di Saia 3, 84030, Pertosa SA
営業時間: 20:00-23:30
定休日: 水曜日
料金: 20-30ユーロ(一人)
公式サイト: https://www.tenutamorrone.it/

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