【Tommasini】大衆的な雰囲気漂るアグローポリのレストラン

Tommasini(2021年8月訪問)

きれいな海岸線とビーチがあり、夏には観光客で賑わう南イタリアの街・アグローポリ。

バカンスで滞在していたパエストゥムからも近いので、夕食探しにアグローポリを訪れました。ネットで良さそうなお店を探して電話で予約しようとしたのですが、どこも予約でいっぱい。8月の土曜日ともなるとこの時期は早めに予約しておく必要がありそうです...。

もう夕食はパニーノかなあ、と一瞬諦めかけていましたが、なんとか「20時からなら2席空いてるよ」というお店を見つけて早速予約、そのお店がRistorante Tommasiniです。

お店はホールに奥様、キッチンに旦那様という家族経営のお店で、アグローポリでも昔から親しまれている老舗のレストランといった印象でした。

前菜はアリーチというイタリアで良く食べられるカタクチイワシのマリネ。しっかりビネガーの効いたアリーチのマリネは夏にもってこいの前菜ですね。

前菜のあとには手打ちのフジッリをシンプルなトマトソースであえたパスタを。気取ってない大衆的な味がどこかイタリアのマンマの味を思い起こさせます。相方が食べた魚介のパッケリもムール貝、ルピーニという小さなあさりのような貝、小エビ、タコなどたっぷりの魚介が入っていて美味しそうでした。やっぱり海の近くのお店は新鮮な魚介が味わえるのがいい！

もう結構お腹いっぱいになってましたが、エビのグリルもメインでいただきました。エビは殻ごとグリルするのが香ばしく、ジューシーで美味しいですね(手は汚れますが)。