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【La Cantina del Mare】イスキア・ラッコアメーノ地区にあるテラスが気持ちの良いレストラン

【La Cantina del Mare】イスキア・ラッコアメーノ地区にあるテラスが気持ちの良いレストラン

2025年9月訪問

イスキア島のラッコアメーノという地区は海に沿ってずらっとお店が並んでいて、夏のシーズンには夜中までジェラテリアやバール、レストランが開いていて、リゾート感を感じることができるエリアです。

ラッコアメーノ地区にはガスパロット(Gasparotto)というガンベロロッソにも紹介されている美味しいジェラテリアがあり、そこを目当てでやってくる人も結構います。イタリアの夏の夜はジェラートが大人気で、夜中の0時過ぎでもお構いなしに行列ができるほど。

そんなガスパロットからもほど近いところにあるカンティーナ・デル・マーレ(La Cantina del Mare)というレストランで夕食をすることに。

特に事前に調べておいたわけではなく、歩きながらお店を選びました。このエリアはたくさんお店が並んでいて、箱の大きなお店が多い印象でしたが、このお店はわりとこじんまりとたレストランでそこが気に入って入ってみました。

外観
テラス席が気持ちいい
メニュー
かわいい魚のロゴ
メニュー
お値段はやや高めかな?イスキアなのでこのくらいは普通

メニューは店名の通り、魚介料理が売りのようでしたが、イスキアに来てまだイスキア風ウサギの煮込み(Coniglio all'Ischitana)を食べてなかったので、そちらを注文。妻はこちらもイスキアで人気のジンガラ(Zingara)というパニーノを食べておきたくてそちらを注文。

完全にミーハーな注文となりました 笑。

席はテラス席がメインで、賑やかな街と海近くの涼しい風を感じることができて気持ちがいい。接客も観光客相手の適当な感じではなく、気さくにメニューの紹介やおすすめの魚介について説明してくれました。

パニーノ
イスキア風サンドウィッチともいえるジンガラ
料理
うさぎはしっかり煮込んでありました。付け合わせのポテトうまし

上のパニーノがジンガラ(Zingara)と呼ばれるイスキアのパニーノ。

まあなんてことはない切ったパンに具材を挟んだものなのですが、大きく硬めのパンをスライスして焼き、中には生ハム、サラダ、トマト、モッツァレラチーズ、(お好みでマヨネーズ)を入れることが多いです。さっぱりしていて、どこか出かける時にサンドウィッチとしても活躍するそう。

そして続いてイスキア風ウサギの煮込み(Coniglio all'Ischitana)。もともとイスキア島には野生のウサギが多く生息していたそうで、イスキアではウサギを食べる習慣がありました。今ではすっかりイスキア島の名物料理となっています。

野生のウサギの臭みを消すため、タイム、ローズマリー、マッジョラーナなどのたっぷりのハーブと、イスキア産の白ワインで煮込むのが特徴。今でこそ野生のウサギをつかうほうが珍しいですが、調理法は昔のままのレシピが残されています。

どこのお店も骨ごとぶつ切りにして煮込むので、結構食べにくいのですが、味がしっかり出て旨味たっぷりの煮込み料理となっています。ここのウサギの煮込みもハーブたっぷり、手づかみで骨についた肉をかじりながら食べました。家庭的で、イスキアのマンマの手料理感がある美味しいウサギの煮込みでした。

きっと魚介のパスタも美味しいので、ラッコアメーノ地区のレストランに困ったら、このお店オススメです。

Ristorante La Cantina del Mare

住所: Corso Angelo Rizzoli, 20, 80076 Lacco Ameno NA
営業時間: 10:00-23:00(要確認)
定休日: なし(要確認)
料金: 30-40ユーロ(一人)

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