【Torre Normanna】アマルフィ海岸の古城にあるレストラン
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2020年8月訪問

アマルフィ海岸のマイオーリでバカンスを満喫中、ホテルの目の前のビーチでのんびりしていると、左手に古城が見えることに気づきました。聞いてみるとどうやら現在はレストランとして営業しているとのこと。

それは行ってみたいということで、早速予約して行ってきました。

看板
入り口のずっしりとした看板

聞いた通りエレガントなレストランで、星付きではないものの、メニューはひとり90ユーロから。

もともと1250~1300年の間に建てられた要塞で、サラセン人の海賊などから街を守る目的でつくられたようです。現在はこうしてオーナーがレストランを営業していて、結婚式などもよく行われているとか。

こんな海に面した古城を貸切っての結婚式なんて、びっくりするお値段がしそうです...。

一応室内の席もあるようですが、せっかくなのでテラス席をリクエストしました。

古城
海に浮かんでいるような古城が美しい
テラス席
海に面した気持ちのいいテラス席

コースメニューは90ユーロ、100ユーロ、115ユーロとあるようですが、一番ベーシックな90ユーロのコースにすることに。バカンスで色々出費が多い中、正直今回あまり高いレストランに来るつもりはなかったので結構痛手...。笑

前菜はシェフのおまかせ海の幸(温かい前菜)てきなことが書いてありました。

あさり、ムール貝、スカンピ、スミイカの蒸し煮のような料理が到着。ズッパというにはスープが少ないし、ソテーといったところでしょうか。魚貝は文句なく新鮮で美味しいです。

前菜
魚貝のソテー

ですが次、パスタですがなかなか来ません。笑

バカンスシーズン真っ只中で忙しいのは分かりますが、ちょっと遅すぎでした。

待つこと40分ほど、そして運ばれたパスタは、、、

パスタ
デジャヴ...?

魚貝の手打ちシャラティエッリ!!

え、もはや前菜とだだ被りなんだけど!!

なんならさっきの前菜と同じソースにパスタ入れただけじゃんという、ちょっとがっかりな内容。

まあたしかにメニューにはシャラティエッリとは書いてあったけど、前菜とこんなに似せてきたらダメだよなあと感じました。

そして案の定セコンドも来るまで長い長い。

ようやくセコンド到着。

セコンド
タラの蒸し煮とスカローラ

メルルッツォ(タラ)とナポリ野菜スカローラ、クロスティーニ添え。こちらはまあ不味くはないんですが、なにより前菜とパスタが被っているのと、たいぶ待たされているのとで全然美味しく感じれませんでした。

というか、メニューには「本日の鮮魚と季節の野菜をつかったシェフによるメインディッシュ」みたいな書き方してあったけど、よく考えれば曖昧すぎんか!?

出てくるまで全然わかんなかったし。笑

外もすっかり暗くなり、明かりも少ないのでもはや料理もよく見えない。笑

デザートにはアマルフィ地方の代表的なドルチェ、デリツィア・アル・リモーネ。これに関してももはやただの生クリームにレモンの皮を削っただけのような仕上がり。だれてるし。

ドルチェ
ほぼ生クリームでびっくりしました!

古城の素晴らしいロケーションで期待が大きくなってしまっていただけにがっかりですが、まあこんなにダメ出しでたのは久しぶりで、逆に笑っちゃうくらいだったので、こういうこともあるかと気を取り直して。

追記ですが、あとでここのレストランに行ったことがある人に話を聞くと意外と評判がいいので、たまたま外れだった可能性もあります。

次回は違う時期に、違うメニューで頼めばもっといいのかなーと思うものの、もう来ることはないかなあという印象でした。

残念!

Torre Normanna

住所: V Diego Taiani, 4, 84010 Maiori SA
営業時間: 12:45-14:30, 19:00-21:30
定休日: 月曜日
料金: 80-120ユーロ(一人)
公式サイト: https://torrenormanna.ovh/

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