【Caprizza】開放的な空間が気持ちのいいヴォメロのレストラン

2024年7月訪問
ヴォメロのランチに困った時に「あーあそこに行こうか」となりがちなレストランがカプリッツァ(Caprizza)です。
ヴォメロのメイン通りともいえるルカ・ジョルダーノ通り(Via Luca Giordano)の好立地にあるこのレストランは、入口こそ狭くて少し見逃してしまいそうですが、中に入っていくとかなり大きなレストランだということが分かります。

開放的な空間はちょっとカプリ島のリゾートレストランみたいな雰囲気があり、お店の名前のカプリッツァもそこからきているのかなあと勝手に思っています。よく見たらナポリ以外にもベルガもやブレーシャなどの北イタリアにもお店を展開しているようです。
以前はたしかカプレーゼ(Caprese)という名前だった気がするけど、会社が変わったりしてちょっとファミリーレストランチックになった感もあります。定休日もなく、ランチ・ディナーとやっているので、行きやすいお店ではありますね。

まずは前菜でムール貝の胡椒蒸し(Impepata di Cozze)を注文。
夏はムール貝の旬なので、この時期になるとがっつりムール貝を食べたくなるんですよね。

旬のムール貝は味が濃くて美味しい!レモンをひとつずつギュッと絞ってかけながら食べるのがナポリ流です。
ムール貝を食べていると夏を感じますね...。
前菜の次はメカジキのグリル(Pesca Spada alla Griglia)を、妻はスカロッピーネ(Scaloppine)を注文しました。スカロッピーネは仔牛のモモ肉などを薄くたたいて、小麦粉をまぶしてソテーした料理で、ナポリではバターとレモンで仕上げるのが一般的です。


メカジキはどこで食べても大体こんな感じでシンプルにグリル&レモンなので、ある意味外れがありません。
スカロッピーネめちゃくちゃ懐かしい。もう久しく見ていませんでした。ナポリのトラットリアで働いていた時、オーナーの妻のシニョーラが、「ダイエットで炭水化物とらない!」というのを始めて、やたらスカロッピーネ食べていたのを思い出しました。
そんないっぱい食べたら意味ないんじゃ...とは言えませんでしたが。
Caprizza Napoli
住所: Via Luca Giordano, 25, 80127 Napoli NA
営業時間: 12:00-15:0, 19:00-0:30
定休日: なし
料金: 20-30ユーロ(一人)
アクセス: ヴァンヴィテッリ駅から徒歩約5分
公式サイト: https://www.caprizza.it/