【サンテルモ城】ヴォメロの丘の頂にそびえ立つ中世の城 -Castel Sant'Elmo-

ナポリのヴォメロエリアの中でも一番高いところに位置し、ナポリの街を見下ろすようにこのサンテルモ城(Castel Sant'Elmo)はそびえ立ちます。

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サンテルモ城の歴史

アンジュー家による城の建築

1329年アンジュー家のロベルト1世(Roberto d'Angiò)の発案により建築家ティーノ・ディ・カマイーノ(Tino di Camaiano)を中心にこの城の建築がはじまり、次代のジョヴァンナ1世(GiovannaⅠd'Angiò)の時代に完成しました。もともとは5世紀頃に建てられた小さなサンテラズモ礼拝堂(Sant'Rrasmo)があった場所であり、名前の由来にもなっています。ナポリの街や道が一望でき、戦略的に非常に優位な場所であっただけに、アンジュー家以前のノルマン朝時代から常に軍事上の拠点として好まれました。

スペイン領属時代

16世紀にはスペイン人ナポリ総督ドン・ペドロ・デ・トレド総督(Don Pedro De Toledo)によって、当時すごい勢いで発達していた火砲への対抗策として現在の6つの角を持つ星形の城へと改築されています。

また、サンテルモ城からスペイン兵が暮らしていたスペイン地区(Quartieri Spagnoli)への道も整備され、城とスペイン地区の行き来を簡略化することに成功しました。

1587年に城を落雷が襲います。落雷で建物の一部は破壊され、150人以上の死傷者がでたといわれています。その後1599年から約10年間かけて、建築家ドメニコ・フォンターナ(Domenico Fontana)によって改修工事が行われました。

牢獄としての利用

17世紀ごろになると、ナポリの街では各地で市民らの反乱が起こるようになります。
そんな時代背景の中、サンテルモ城はしだいに革命をもくろむ反逆者の牢獄へと機能を変え、イタリア人哲学者トマソ・カンパネッラ(Tommaso Campanella)などもサンテルモ城の牢獄に閉じ込められました。この牢獄としての機能を実に1952年ごろまで続きました。

現在

サンテルモ城は1980年代に文化と歴史を保護するために博物館として姿を変え、1988年に一般公開されました。内部を見学できるほか、イベントスペースとしても使われていて、ナポリのアニメ・漫画の祭典"コミコン"も以前はここで開かれていました。

城内の見どころ

城内には、社会との関係を断ち、苦行や祈り、瞑想に献じる隠修士が生活していたとする"隠修士の洞窟(Grotta dell'Eremita)"や、カール5世(CarloⅤd'Asburgo)の紋章と鷲が描かれた入口の門、牢獄の跡地などを見ることができます。

360℃見渡せる絶景パノラマ!

中でも一番のみどころは城上部にある錬兵場(Piazza d'Armi)からの、ナポリを360℃見渡せる絶景のパノラマです。サンテルモ城からはナポリの街並みはもちろん、ヴェズーヴィオ山、ソレント半島、カプリ島、ニシダ、カンピフレグレイ、カマルドリの丘なども見ることができます。

広場内には城主の塔(Torre del Castellano)、ドミニコフォンターナによって再建されたサンテラズモ教会(Chiesa di Sant'Erasmo)などもあります。

サンテルモ城
錬兵場(Piazza d'Armi)

サンテルモ城
絶景パノラマ。
遠くにソレント半島とカプリ島がくっきり見えます

基本情報

オススメ度★★★★★
名称サンテルモ城(Castel Sant'Elmo)
住所Via Tito Angelini, 22, 80129 Napoli NA
最寄駅ヴァンヴィテッリ駅(Vanvitelli, linea1)から徒歩約10分
料金5ユーロ
定休日なし
営業時間8:30-19:30 (最終入場18:30)
公式サイトhttp://www.polomusealecampania.beniculturali.it/index.php/il-castello
アルテカードアルテカード利用で2.5ユーロ
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