人物紹介
シャルル8世のナポリ進出目前での即位
ドン・フェランテの長男であるアルフォンソは、フランス・ヴァロワ朝がナポリ侵攻を企んでいた1494年に亡くなった父の跡を継ぐ形で、ナポリ王へと即位しました。
ナポリ王アルフォンソ2世となったものの、フランス・ヴァロワ朝のシャルル8世が襲ってくるのは時間の問題でした。アルフォンソ2世は教皇のアレクサンデル6世に助けを求めるもむなしく、シャルル8世は約25,000人という大軍を連れて攻め込んできました。
アルフォンソ2世はナポリの王位を息子であるフェルディナンド2世に譲り、シチリアへの逃亡を図りましたが、シャルル8世のナポリ入りから数か月後にメッシーナで死亡が確認されました。
ナポリ王 | アルフォンソ2世 |
家系 | トラスタマラ家 |
出生ー死去 | 1448年11月4日ー 1495年12月18日(47歳) |
両親 | フェルディナンド1世(ドン・フェランテ) イザベッラ・ディ・キアラモンテ |
妻 | イッポーリタ・マリア・スフォルツァ トロッジャ・ガッゼラ |
子ども | フェルディナンド2世 イザベッラ などイッポーリタ・マリアの間に3人 サンチャ アルフォンソ などトロッジャ・ガッゼラの間に2人 |