ナポリのトレド通りで外せないオススメのお店を紹介!

ナポリのメインショッピング通りともいえるトレド通り

年々ナポリのトレド通りは賑やかになっていて、通り沿いには魅力的なお店がたくさんあります。週末にはナポリの人たちはもちろん、郊外からもたくさんの人が訪れ、ショッピングを楽しみます。

今回はたくさんあるお店の中からいくつかオススメのお店を紹介します。

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オススメのお店~グルメ~

1
Zia Esterina Sorbillo

sorbillo

数あるナポリのピッツェリアの中でも常に大人気のジーノ・ソルビッロが経営する揚げピッツァのテイクアウト専門店、ジア・エステリーナ・ソルビッロ(Zia Esterina Sorbillo)。ソルビッロの揚げピッツァが待ち時間少なく、手早く食べられるということでオープンしてから大盛況!

時間がそんなになくてサクッと本場の揚げピッツァを食べたい場合にオススメです。(歴史地区のソルビッロ本店は週末などは今でも長蛇の列ができ、入るまでに結構な時間待ちます。)

オススメなのは水牛のリコッタチーズ、プロヴォラチーズ、トマトソース、チコリが入ったコンプレータ(Completa)です。チコリはナポリの揚げピッツァに欠かせない最もポピュラーな食材で、豚バラ肉からラードをとるために加熱した際の残りをプレスしてできる肉の塊で、リコッタチーズ、トマトソースの酸味と相性抜群です。

2
Gambrinus

gambrinus

ナポリの老舗カフェテリアといえば真っ先に名前が挙がるガンブリヌス(Gambrinus)。

イタリアが誕生した1860年に創業し、最高品質のドルチェやジェラート、ヨーロッパ中から集められた優秀なバリスタによるカフェを提供する空間として、すぐにナポリの王族や貴族を中心に利用されるようになりました。

その後、経営難もありましたが、1890年にビールを発明したとする"ガンブリヌス"の名をとって、グラン・カフェ・ガンブリヌス(Gran Caffè Gambrinus)としてリニューアル。アーティストの芸術作品を飾るギャラリーとしてもつかわれ、ナポリの著名人などが訪れる社交場となります。

今でもその格式高い装飾が残っていて、バリスタもビシッとジャケットを着こなしています。テラス席や奥のサロン席などはなかなかの料金がかかりますが、一度はそんな贅沢してみるのもいいかもしれません。

普通のカフェももちろん美味しいですが、ヘーゼルナッツのペーストと生クリームの入ったカフェ・ノッチョーラ(Caffe Nocciola)はガンブリヌス発祥で知られているカフェメニューです。

また、ガンブリヌスはお金がなくてカフェが買えない人のために、前払いしてお金を払っていくシステム「カフェソスペーゾ」が始まったお店としても知られています。

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Mary

mary

ガッレリアウンベルトの入り口にあり、いつも多くのお客さんで混雑しているパスティッチエリアのマリー(Mary)。日本のガイドブックに限らず、どこのガイドブックにも必ず載っているといっていいほどの有名店です。

テイクアウト専門のお店で、店前のショーケースにはラム酒のシロップを染み込ませたババや、パリパリ食感のスフォリアテッラなどナポリの伝統的なドルチェがズラリと並びます。

昔ながらの小さな工房で一日何百個ものお菓子を売る人気店のマリーのドルチェは、観光客だけでなくナポリの地元民からも愛されています。

ナポリの伝統的なドルチェについてはこちら→現地で食べたいナポリの絶品ドルチェ15選!

4
Cuori di Sfogliatella

cuori di sfogliatella

ナポリの定番ドルチェ、スフォリアテッラの専門店としてナポリ中央駅周辺にお店を構える1987年創業のクオーリ・ディ・スフォリアテッラ(Cuori di Sfogliatella)の2号店がトレド通りにあります。

ここの特徴はなんといってもスフォリアテッラの種類の多さ!リコッタチーズとセモリナでつくる定番のリピエノの他にピスタチオクリーム、マロングラッセ、レモンクリームなどの甘いタイプ。

サルシッチャとナポリ野菜フリアリエッリ、ナポリ風ジェノヴェーゼ、パプリカとプロヴォラチーズのリピエノなどの塩系のスフォリアテッラまであるんです。その種類はなんと約25種類以上!

その他にもスフォリアテッラをコーンに見立てたジェラートなどもあり、伝統的なナポリ菓子をここまでバリエーション豊かに現代的にアレンジしたアイデアは素晴らしく、ぜひ一度試す価値ありです。

5
Acquafrescaio

acqua

トレド通りとプレビシート広場の間に位置するトリエステ・トレント広場(Piazza Trieste e Trento)に小さなキオスクがあります。アクアフレスカーイオ(Acquafrescaio)という名前のこの小さなお店は1800年代半ばから続いていて、オーナーのカロリーナさんとアントニオさんは陽気な性格でまさに南イタリアといった感じ。

ここでは生の搾りたてオレンジジュースのスプレムータ(Spremuta)やレモンのグラニータなど、夏にぴったりのフレッシュなドリンクを味わえます。

なかでも有名なドリンクはリモナータ・ア・コッシェアペルテ(Limonata a cosce aperte)と呼ばれる、絞ったレモン汁と冷えた炭酸水、重曹(ソーダ)を加えたナポリの名物的ドリンクです。コッシェアペルテとは「足を開いた」という意味で、重曹を加えた瞬間溢れるように飛び出す炭酸をよけるために必ず足を開くため、この名前がつけられました。

レモンと炭酸水のこのドリンクは食べ過ぎたお腹の消化を助けるといわれています。

オススメのお店~ショップ~

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Napolimania

napolimania

トレド通りにあるナポリマニア(Napolimania)はユニークな商品を扱ってることで知られるお土産屋さんです。

店内にはナポリの方言が書かれたグッズが目を引きます。Tシャツやプレートなどに書かれている方言はジョークや諺、名ゼリフなどで、お店の名前の通りマニアックなナポリお土産になること間違いありません。

サッカーが熱いナポリではイタリアで常勝チームのユベントスは最大の敵。そんなユベントスを蔑む目的で、ユベントスのロゴが印刷されたゴミ袋やトイレットペーパーなども売られています。

ナポリマニアについて詳しくはこちら→【NAPOLI MANIA】 ナポリにちなんだオリジナルなグッズを扱うショップ

2
Carpisa

carpisa

かわいらしいカメのロゴマークが印象的なカルピサ(Carpisa)は、世界的にも有名なバッグや財布を中心としたイタリア発ファッションブランドです。

実はオーナーのマウリッツィオ・カルリーノ(Maurizio Carlino)とジャンルイジ・チンミーノ(Gianluigi Cimmino)はナポリ出身なんです。他にもオシャレな下着ブランドとして知られるヤママイ(Yamamay)もこれまた彼らのブランド。

シンプルで上品でありながら、遊び心もあるカルピサのバッグは大人気!価格帯も手ごろな値段で買えるのも人気の秘訣です。スーツケースも甲羅模様のデザインでスタイリッシュですし、軽量ながら頑丈。イタリアで買い物しすぎて荷物が増えちゃった場合などはカルピサでスーツケース買ってしまうのもありかもしれません。

3
Gocce d'oro

gocce doro

ナポリで香水を買うならオススメなのがトレド通りにあるゴッチェ・ドーロ(Gocce d'oro)。

店内には透明なガラスの容器に入った香水がズラッと並んでいて、好きな香水をその都度抽出してパッケージします。香水はイタリア産の自然なエッセンスを使っていて、質の高いフレグランスが人気のお店です。

ブランドの香水ではありませんが、自分だけのオリジナルな香水というのも魅力的ですよね。

4
Camiciamoci

camiciamoci

ナポリのオシャレなシャツがリーズナブルな価格で手に入るのがトレド通りとキアイア通りにあるカミチャーモチ(Camiciamoci)。個人的に「シャツを着ようよ!」というニュアンスの造語が好きで、お店の名前で結構好きになってしまったお店です。

シャツはイタリアらしい水色のストライプやピンク系のもの、リネンの爽やかな夏用のものなどどれもかなりいい感じ。全体的にスリムな設計になっているので、日本人の体形にもぴったりだと思います。

シャツの他にもジャケットやパンツなども扱っています。

他にも色々なショップがたくさん!

今回紹介したお店はほんのわずか!

イタリアブランドの女性ファッションでいうと、カモミッラ(Camomilla)、モティーヴィ(Motivi)、ルイザ・スパニョーリ(Luisa Spagnoli)、ズイキ(Zuiki)などがあります。

またトレド通りにはスニーカーのお店も多くあります。(スニーカーに関してはたまに異常に安かったりするので偽物なんじゃないかと疑うこともあります 笑)

ぜひ色々なお店をまわってショッピングを楽しんでください!

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