アルバ門
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アルバ門

ダンテ広場からベッリーニ広場へと抜ける道に堂々と構えるのがこのアルバ門(Porta Alba)です。

ナポリの歴史を感じさせるこの門は歴史地区エリアへの入口ともいえ、ナポリに数ある門の中でもとても重要な門の内のひとつです。近くに大学やアカデミーが多くあり、アルバ門の下には古本を扱うお店が並んでいます。もしかしたらレアな掘り出し物に出会えるかも!?

アルバ門の歴史

かつてアルバ門のあった場所にはアンジュー家時代につくられた壁がそびえ立っていて、ナポリ市民たちはその壁があるがために、街に入るためにわざわざ遠回りをしなくてはいけませんでした。

ナポリの基礎をつくったスペイン人ナポリ総督ドン・ペドロ・デ・トレド(Don Pedro Álvarez de Toledo)の子孫であるアルバ公ドン・アントニオ・デ・トレド副総督(Don Antonio Álvarez de Toledo)は1625年、歴史地区との行き来を簡略にする目的でアンジュー家時代の壁にこのアルバ門をつくらせました。この門の名前も彼の"アルバ公爵"という称号からきています。

門の上部にはフェリペ3世(FilippoⅢ di Spagna)の家紋、ナポリの紋章、総督の家紋が彫刻されています。現在の外観は1797年に両シチリア王フェルディナンド1世(FerdinandoⅠdi Due Sicilie)により修復、拡張されたものです。

アルバ門ベッリーニ広場側
ベッリーニ広場側のアルバ門
紋章
真ん中にある大きな紋章がフェリペ3世の家紋

古本屋が並ぶアルバ門通り

ダンテ広場からアルバ門へと続くアルバ門通りには、数多くの古本屋、文房具店などが18世紀代から並んでおり、学生たちはこの門をくぐるたび積み重なる歴史と芸術を感じることができたといいます。

古い歴史ある本が1冊1ユーロなどで売られていたりして、中には面白いイタリア料理の本やアンティークな雑誌、古いナポリの地図や写真などもあったりするのでオススメです。

1983年にはイタリアの文化財・文化活動省によってアルバ門の本屋、出版業が国の文化財に指定されました。ベッリーニ広場側には1796年につくられたプレートを見ることができ、その内容は"アルバ門の通行を妨げたり、邪魔したりする者への処罰と罰金を通知する"ものであり、主に道の物売り商人に対して書かれたものと思われます。

アルバ門古本屋
ナポリ料理のレシピ本も格安!
アルバ門古本屋
壁の落書きもアーティスティック
アルバ門古本屋
路上にズラっと並ぶ古本たち

ナポリ"最古"のピッツェリア

アルバ門をくぐりベッリーニ広場側の場所にピッツェリア ポルタルバ(Pizzeria Port'Alba)というピッツェリアがあります。このピッツェリアは歴史あるナポリピッツァでも創業1738年と一番古いことで知られています。

中でもここのピッツェリアの"マストゥニコーラ(Mastu nicola)"は今のナポリピッツァの原型ともいわれ、非常にシンプルなピッツァですが、生地本来の旨さとラード、ペコリーノによる香ばしさがダイレクトに感じられるピッツァです。

他のピッツェリアではメニューにないところがほとんどですので、ピッツァ好きは試してみる価値ありだと思います。

ピッツァリアポルタアルバ
ナポリ最古のピッツェリア ポルタルバ
アルバ門下
アルバ門の真下で食事するのもオススメ
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