【Impasto 55】生地にこだわったルンゴマーレのピッツェリア

【Impasto 55】生地にこだわったルンゴマーレのピッツェリア

2023年3月訪問

ルンゴマーレにはたくさんレストランが並んでいて、ソルビッロやヴィンツェンォ・カプアーノなど、何店舗も展開しているような有名店が多くあります。

そんななかでもひと味違うピッツァエリアが、インパスト55(Impasto 55)。

ヴィットリア広場に面したこのお店はナポリにこの一店舗のみ(2023年現在)で、有名店やチェーン店などが多いイメージのルンゴマーレでは比較的小さなお店です。

内装がとにかく格好よくて、木を基調としながら、黒などのダーク調の色も取り入れた店内でおしゃれ!といいつつも内装の写真を撮り忘れるという失態をかましました。

前菜ではフリットのデグスタツィオーネ(Degustazioni di fritti)を。

フリット
フリット盛り合わせ

写真のものが2人分で10ユーロとコスパ良し。コロッケ、アランチーニ、フリッタティーナ、水牛のリコッタの乗ったモンタナーラ。サイズ感も小さめでちょうどいいです。

ピッツェリアのフリットミストで、ゼッポリーネがどーんと乗っているのがよくあるけど、正直あれだけでお腹いっぱいになってしまうんですよね...。特に水牛のリコッタチーズはフレッシュですごく美味しかった!

ピッツァはマルゲリータを注文。初めてのお店はマルゲリータを頼みがち。

ピッツァ
マルゲリータ

伝統的なマルゲリータっぽくもあり、若干コンテンポラーネアっぽくもある感じのマルゲリータ。しっかり焼かれた生地は香ばしく、かといって固くなく軽いピッツァでした。

店名の「Impasto 55」は、昔からナポリピッツァの職人の間で言われていた「55度のルール」からとったものだそうで、「55度のルール」とは、「気温+粉の温度+水の温度が55度」になるのが、理想的なピッツァづくりの環境である、というもの。

正直、このルールは今まで聞いたことがありませんでしたが、こんな言い伝えもあるなんて面白いですね。

食事の後は快晴の空の下ルンゴマーレを散歩。すごく晴れていてとても気持ちのいい日曜日でした。また散歩がてら寄りたいピッツェリアが増えました。

ナポリ湾
快晴のナポリ散歩は気持ちいい!

Impasto 55

住所: P.zza Vittoria, 11, 80121 Napoli NA
営業時間: 12:00-16:30, 18:00-0:00
定休日: なし(日曜ディナーは休み)
料金: 10-30ユーロ(一人)
アクセス: トレド駅、アメデオ駅などから徒歩約15分
公式サイト: https://impasto55.it/

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