【フェルディナンド・フーガ】アルベルゴ・デイ・ポーヴェリの建築家 -Ferdinando Fuga-
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人物紹介

トスカーナ州フィレンツェで生まれたフェルディナンド・フーガはジャンバッティスタ・フォッジーニ(Giambattista Foggini)に12歳の時に弟子入りして、建築の腕をみがきました。その6年後にローマに移住、その才能は優れたもので、教皇クレメンス12世から教会関係の建物の建築を依頼されるほどでした。

ローマで数々の建築に携わって有名になっていたフェルディナンド・フーガはナポリのブルボン家カルロ3世からの仕事の依頼を受け、ナポリにやって来ます。彼のナポリでの初めの仕事はアルベルゴ・デイ・ポーヴェリの建築です。カルロ3世が強く望んだ貧しい人々のための収容・教育施設の建築を任されたフーガは、ヨーロッパのバロック様式でつくられた建物で一番大きな建物を設計します。(実際の予定よりも縮小されましたが、それでも尚かなりの大きさです)

その後もナポリに現存する数々の建物の建築に携わったり、サンカルロ劇場やナポリ王宮の修復にも貢献しました。

フェルディナンド・フーガ
画像引用: wikipedia
名前Ferdinando Fuga
職業建築家
様式バロック・新古典主義
出生ー死去1699年11月11日ー
1782年2月7日(82歳)

主な作品

・アルベルゴ・デイ・ポーヴェリ(Albergo dei Poveri)
・チェッランマーレ館(Palazzo Cellammare)
・ダクイーノ館(Palazzo d'Aquino di Caramanico)
・サンカルロ劇場の改修(Nuova Progettazione di Teatro San Carlo)
など

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