【Errico Porzio】今一番勢いのある伝統的なスタイルのピッツェリア

【Errico Porzio】今一番勢いのある伝統的なスタイルのピッツェリア

2022年2月訪問

コロナウイルスの影響を受けて、飲食店は大きく変わったといえるでしょう。営業時間や労働時間の改善、デリバリーやテイクアウトのメニューの開発、なかでもSNSでの宣伝も大きく見直されました。

みんなが家に閉じこもりぎみの頃、余った時間をSNSで盛んにPRすることで、たちまち人気のお店になっていったお店がいくつもあります。その内のひとつがこのエッリコ・ポルツィオ(Errico Porzio)です。

もともソッカーヴォというナポリの中止から少し外れたところでお店を開けたエッリーコですが、彼独特のナポリ人らしい愉快なビデオがSNSでバズり、「s'adda sape fa(何事も知らないとできない)」という彼のスローガンとともに一躍有名人となりました。

通常こういう面白SNSでバズった人は、実はそこまで美味しくないんだけど...というところが多いですが、エッリコ・ポルツィオは実力も伴っているからこそ、この人気となっているといえるでしょう。

今回訪れたのはヴォメロのヴァンヴィテッリ広場にあるお店。ここ以外にも、本店のソッカーヴォをはじめ、ルンゴマーレやバーリ(プーリア州)にもお店を出しています。ヴァンヴィテッリ広場はヴォメロの中心地で、アクセス面も非常に良いといえます。家賃高いだろうなあー。

今回はミニトマトとモッツァレラチーズのピッツァ、アル・フィレット(al Filetto)を注文。

ピッツァ
アル・フィレットはさっぱりしていて美味しい

トマトソースの気分じゃないなあ、さっぱりとしたピッツァが食べたいなという時には、このアル・フェレット(al Filetto)がおすすめです。伝統的なナポリピッツァのメニューで、どこのピッツェリアでも大抵の場合メニューにあります。

ピッツァはナポリサイズで大きめ、ミニトマトも適度に水分が抜かれていて、ビチャっとしていないのも〇。新鮮な牛のミルクでつくられたフィオル・ディ・ラッテがこれでもかとのっています。

このボリュームながらピッツァ自体は軽く、一枚まるっと食べられました。

友人が食べたピッツァも載せておきます。

王道マルゲリータ
フィオル・ディ・ラグー
ピッツァ
サラミのマルゲリータ

特に2番目のフィオル・ディ・ラグーはすごいボリューム 笑。

縁のコルニチョーネ部分にたっぷりリコッタチーズが包まれていてリピエノに、肉団子をトマトで煮込んだポルペッティーノとそのラグーソース、真ん中には水牛のモッツァレラチーズというピッツァ。いっぱい食べれる人はぜひ挑戦したいですね。

他にも一切れだけをピッツァフリッタに変えたものや、リピエノを交えた3種の味が楽しめるピッツァなど、バリエーション豊富なピッツァが多くありました。

この人気も伊達じゃない!といった印象です。

Pizzeria Errico Porzio Vomero

住所: Via Alessandro Scarlatti, 84, 80129 Napoli NA
営業時間: 12:30-15:30, 19:30-23:30
定休日: なし
料金: 10-20ユーロ(一人)
アクセス: ヴァンヴィテッリ駅から徒歩約1分
公式サイト: https://pizzerierricoporzio.it/

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