【Bam Bar】タオルミーナで絶対寄りたいグラニータのお店

2023年8月訪問
シチリアの夏に欠かせないものといえば、グラニータ(Granita)。
グラニータはイタリアの氷菓で、果物などの果汁とシロップを合わせて凍らせ、細かく砕いたものです。シャーベットみたいなデザートです。グラニータの本場はシチリアで、レモン、イチゴ、メロン、スイカなどのフルーツ系はもちろん、ピスタチオやアーモンドなどのナッツ系まで幅広く種類があります。
そんなグラニータの名店がタオルミーナにある、バム・バール(Bam Bar)です。
タオルミーナの中心にあるこのお店はグラニータの名店として知られ、地元の人はもちろん、世界各地の著名人も訪れるお店です。著名人が訪れるお店って、本当に良いお店か、ただ宣伝が上手いお店かに分かれると思いますが、ここは間違いなく前者。タオルミーナに来たら絶対に立ち寄りたいお店です。

バム・バールは夏のバカンスシーズンはかなり混んでいます。
筆者が訪れたのはお昼の14時くらいの時間帯でしたが約10分くらい待ちました。もしタオルミーナに泊まったりされる方は朝早めの時間の方がいいのかなあと思いました。
と思いましたが、どうやら午前中は注文できるグラニータが限られているよう。ただ、あまり遅くにいきすぎると売り切れ続出で注文できない、ということもあるそう...。
実際、筆者はピスタチオなどのナッツ系グラニータが興味あったのですが、残念ながら売り切れでした。まあ、行った時間帯にあるなかで選べということですね 笑。でもどれを頼んでも美味しいと思うので結果オーライです。

迷いましたが、アーモンド(Mandorla)とイチゴ(Fragola)のグラニータを注文。
ひとつのグラスに2種類まで選んで注文でき、生クリームも好みでつけてもらえます、このあたりはイタリアのジェラート屋さんのシステムもそうですよね。
グラニータと一緒にブリオッシュ(1.2ユーロ)も忘れずに!
シチリアのグラニータはブリオッシュと一緒に食べるのがマストです。小学生の頃、コッペパンにバニラアイスを挟んで食べていてからかわれていましたが、シチリア流の食べ方をしていたことに我ながら感心します(←なにそれ)

グラニータが到着!
奥のはマンゴー(Mango)とスイカ(Anguria)のグラニータで、手前がアーモンドとイチゴのグラニータ。これ、めっちゃ美味い!もう新鮮な果物そのままのフレッシュさとなめらかな氷の粒が最高!他のイタリアで今まで食べてきたグラニータとはひと味違う、感動の美味しさでした。
そして店内のかわいらしい陶器とか、お店の人も親切にサービスしてくれたりとか、タオルミーナの暑い気候やらグラニータを食べるまでの待ち時間やら、全てがこのグラニータの美味しさを引き立てます。
ちなみにあまりの美味しさにもうひとつ追加。

メロン(Melone)とレモン(Limone)のグラニータ。レモンの酸っぱさとメロンの甘さがベストマッチの組み合わせ。
これ結構組み合わせも重要かもしれませんね。
とにかく大満足のバム・バールのグラニータでした。タオルミーナに訪れる方は必ずバム・バールでグラニータを食べることをおすすめします!

Bam Bar
住所: Via di Giovanni, 45, 98039 Taormina ME
営業時間: 7:30-22:30
定休日: なし
料金: 20-40ユーロ(一人)
アクセス: コルソ通りからジョヴァンニ通りへ下って右手