【Angeli e Demoni】地元の人おすすめの隠れ家的オステリア

2020年10月訪問
この頃ポッツォーリのレストランにはまっている筆者ですが、今回もポッツォーリ、地元の人から支持の高いオステリア・アンジェリ・エ・デーモ二(Angeli e Demoni)を日曜日のお昼に訪れました。
ここはポッツォーリの地下鉄Linea2の終点(Pozzuoli solfatara)からもほど近いオステリアで、ポッツォーリ出身の知人に勧められてやってきました。
10月4日が聖フランチェスコの日という、相方のオノマスティコ(onomastico)という「聖人の日」にあたるため、そのお祝いも一応兼ねています(ほとんどおまけですが 笑)。イタリアはお祝いの日が多い...。
お店は細めの路地を進んでいったところあり、中に入るとどこかミステリアスな雰囲気のする店内。店名のアンジェリ・デーモ二は、「天使と悪魔」という意味で、それもまたこの不思議な空間にぴったりな名前となっています。

地下に案内され、まさに隠れ家的レストランといった感じ。
前菜でナポリの伝統料理、パルミジャーナを注文しました。
ここのパルミジャーナはスコンポスタ(Scomposta)といって、伝統的な料理を分解して提供するスタイルでした。最近、このスコンポスタのスタイルは結構流行っていて、よく目にしますが、個人的にはあまり好きなことは滅多にないんです。
特にどこかのお店で食べたティラミスのスコンポスタは、ビスケットとクリーム、カフェが別々にでてきて、本当にスコンポスタにしてほしくなかったのを思い出しました 笑。
ですが、このパルミジャーナのスコンポスタは美味しかったです。でも普通のパルミジャーナの方がやっぱり好きかな。

続いてパスタを注文。
シンプルにボンゴレのスパゲッティにしました。さすが、港町ポッツォーリだけあって、ボンゴレの味は抜群。旨味をたっぷり吸いこんだ濃度のあるソースにスパゲッティがよく絡んでいました。

メインは手長エビ、スカンピ(Scampi)のグリル。
スカンピはイタリアでも高級品。お祝いの日ということでスカンピを注文しましたが、日常的にはあまり食べない食材でもあります。身は少ないスカンピですが、デリケートな身とうまみたっぷりのミソが最高でした。

全体的にシェフの丁寧な仕事が垣間見れる料理ばかりでした。
地元の人から評価されるのも納得です。また機会があれば訪れたいですね!
Hosteria Angeli e Demoni
住所: Viale Capomazza, 7/9, 80078 Pozzuoli NA
営業時間: 18:30-22:30(日曜はランチ営業)
定休日: 火曜日
料金: 60-70ユーロ(一人)
アクセス: ポッツォーリ・ソルファターラ駅から徒歩約10分
公式サイト: https://www.hostariaangeliedemoni.it/